トライトンの車検。
ここのところ忙しくてバイクの整備どころではなかったので、早起きして車検のための整備。まずはヘッドライトの交換(T150V -> Triton)。ヘッドライトの点灯を確認した。ハイビームに切り替えると、ヒューズが飛んだ。LUCAS嫌い。調べたところ、スイッチの短絡と判明した。ビニールテープで応急処置をとった。再度ヘッドライト点灯。今度はハイビームもOK。あとはキックアームが折れているので交換することに。スペアで持ってるノーマルのキックアームは、改造車の性で、いろんなところに干渉するのでさて困った。T150についてるのを試しにつけてみたら、どこにも干渉せずにキックが踏めて一安心、ちょっとかっこ悪いけどまあいいや。車検場で押しがけしなくて済むので、これでもう車検は通ったも同然。この時点で朝9時30分。
さて出発とエンジンをかけようとするが、始動せず。T150V用のキックは踏みにくいので、十分力がかからず冷間始動は大変。そのうちプスンとも言わなくなったので、プラグをチェックするとかぶり気味だったので、新品に交換した。もうプラグ交換も面倒なので、かぶらせないように押しがけでエンジン始動。しばらくエンジンをかけてなかったせいか、ちょっとブスブスいってレスポンスが悪いけど、時間がないので暖気もそこそこに出発。しばらく乗ってるうちにエンジンは気持ちよく回るようになった。一路検査場へ。
10時15分に検査場へ到着。急いですいてる代書屋さんへ飛び込み、書類一式作ってもらったところ、これが大失敗。おじいさんが一人でやってる代書屋でした。いやな予感がしたが入ってしまったので仕方ない。書類一式作ってもらったが、なんといまどき手書き、しかも途中でまちがえて書き直したり、世間話を振ってきたりと仕事が遅い。受付の時間が迫ってるのでいらいらしたけど、おじいさんがマイペースながら一生懸命手書きで書類を書いているのを眺めていたら、あせってもしょうがないと心が和んできた。結局書類作るのに30分もかかった。これで代行料が800円。商売として成り立つのかとちょっと心配になるけど、人のこと心配する余裕はない。急いで納税証明をすませ、受付へ駆け込んだ。予約番号をつげ、11時ごろようやく検査場へ向かった。
検査のラインは幸いすいており、すぐに順番が回ってきた。外観検査OK(前ブレーキスイッチがないことを説明するのが面倒なので、フットスイッチを使ったのは内緒)、前輪ブレーキOK、メーターOK、後輪ブレーキOKで、いよいよ光軸検査へ。思いっきりふかして少しでも光量を稼ぐが、あえなく「X」。理由を聞いたら、光量は問題ないが、ちょっと上向きとのこと。ちょっとならハンドル押さえりゃ大丈夫だろうと、すぐにラインに戻って再検査を受ける。ハンドルを押さえて、さらにタンクに上半身を乗せて少しでも光軸を下に向けた。結果は「O」。やったー。受付に戻って新車検証を受け取り、帰宅の途へ。Tritonの車検はいつも運よくすぐ終わる。結局時間の心配は杞憂に終わり、12時前に到着。ビールがうまい。