2014年10月2日木曜日

ドレスダトライトン車検_2014年

トライトンの継続車検を受けた。8時30分に陸運支局に到着し、代書屋で書類を作ってもらったところ、二輪は自賠責保険が安くなりましたと言われた。重量税、代書料も合わせて2万1千円でお釣りが来た。確かに安くなった。

早々に陸運の事務所に行って継続検査の申込をした。受付時間は8時45分のはずだが、つなぎをきたおっさんが大量の書類を持ってフライングで受付けしていた。受付の人と親しげに話をしていたところをみると、毎日来る業者のおっさんだろうがユーザー車検で受付してるのはどういうこと?時間を守らないのは主義に合わないので、8時45分になるのを待って受付を済ませた。

受付終了後、コースへ移動。検査の時に検査官と会話が出来ないので、ノーヘルで。ノーヘルでバイクに乗れるのは車検の時だけだが、排気音がうるさくて全く爽快感はない。コースの入り口につくと検査員からコース内に入って待つよう指示された。検査官は若い人でちょっと嫌な予感がした。

ライン検査に進む前の外観検査、燈火類の検査は特に問題なくクリアした。ウインカー、ヘッドライト上下、ホーン、ブレーキランプの検査だけでハンマーで叩く検査はなかった。そういえば、ハンマーで叩く検査は昔は必ずあったが、ここ数回はやられた記憶がない。バイクの持ち主が神経質な人だといきなり叩かれたら怒ることもあるだろうし、やめたのだろうか。車体番号が普通のバイクとは違うところに刻印されているうえ、子供が遊びで入れたような雑な刻印だからか、検査官がなんかブツブツ言っていたが、何言ってるかはよくわからなかった。

さあライン検査に進もうと思っても、一向に誘導されない。検査官はマニュアルを見たり、他の検査官のところにいったり、何か調べているようだった。やっと戻ってきたと思ったら、「輸入車ですよね。音量テストします。5000回転まで回して下さい」と言われた。若い検査官だからやな予感がしたのが的中した。コース内で5000回転回したらきっと凄いことになるに違いない。それはそれで面白そうだが、法律にないことはやる必要がない。やれやれと思い「古いバイクなので、音量検査も排ガス検査も対象外でこれまで一度も受けたことがない。」と伝えても、輸入車だから云々かんぬんと一向に埒が明かない。押し問答になりそうなところに、隣のコースから先輩検査官と思われる人がやってきた。書類にさっと目を落とすと、音量検査不要であると若い検査官に指示し、ようやくライン検査に進んだ。

前輪ブレーキ、メーター、後輪ブレーキは一発で「O」が出た。光軸検査は例によって右向きに進入、少し左に倒してテスターの結果を待った。特にエンジンの回転を上げることもなく「O」が出た。2回連続で一発合格になった。自動印字機で検査票に合格印を押し、総合判定室に行って検査合格の印を押してもらった。事務所に戻って新しい車検証とシールをもらって無事終了した。

車検からの帰りに、だんだん排気音が重い感じになり、左の排気管からの排気が黒っぽいことに気づいた。家まであとちょっとというところでエンスト。エンジン再始動してもスロットルを少し開けるとパンパンいってうまく燃焼しなくなった。アイドリングよりちょっと開けるぐらいにスロットルを絞ったまま帰宅した。プラグを見るとカブり気味だった。特に左は真っ黒けだった。キャブセッティングはバッチリだと思っていたが、ちょっと濃すぎるようだ。