2011年7月29日金曜日

ウォーターポンプ、ベルトテンショナー交換@86,000km

ウォーターポンプからの水漏れがひどくなってきた。1週間で1リットルぐらい減る。部品はすべて入手済みだし、輪番操業で夏休みなので時間もある。天気が微妙だが、意を決して作業することにした。

作業手順はいろんなウェブサイトで丁寧に解説されているので、簡単に箇条書きで記録。
まずは分解。
・フロントジャッキアップ、アンダーカバーはずす
・ラジエターのドレンから冷却水を抜く
・ファンカバーはずす(2分割になっている)
・ファンカップリングはずす(専用工具が必要。なかなか穴に入らない)
・パワステプーリー、ウォーターポンププーリーはずす
・ベルト、ホース類、サーモスタットハウジングなどポンプから部品をはずす
・ベルトテンショナーステーはずす(ねじ3本)
・ベルトテンショナー、テンショナーダンパーまとめてはずす
・ウォーターポンプはずす(ねじ4本)
分解はこれで完了。ファンカップリングと、ウォーターポンプをはずすのが難易度高い(道具が入りにくい)。ポンプをはずしたら、漏れたクーラントがあちこちにたまっていた。ポンプの接続面をオイルストーンで軽く面研し、周辺ともどもブレーキクリーナーで丁寧に掃除した。

組み付けは分解の逆の手順で。組みつけのポイント。
・テンショナーダンパーを最大限縮めておかないとベルトがかけられない
・さらにアイドルプーリーをはずしておいたほうがベルトをかけるのがより簡単
・ポンプ、ファンカップリングははずすのはむずかしいが、付けるのは意外に簡単
・テンショナー、ダンパーのほうが組むのが難しいかも

クーラントを再利用するつもりだったが、ポンプはずしたときにだいぶ漏らしてしまった。再利用するならエンジンのドレンからも抜いておく必要がある。急遽クーラントの原液を4リットル買ってきた。クーラントと水を注入しながらエンジンをかけて、少し回転数をあげ、ヒーターオンで冷却水を循環させた。クーラント4リットル、水3.5リットルほど入れたところでサブタンクが規定の水位になった。M104エンジンの冷却水量は約9リットルなので、1.5リットルほどどこかに残っていた模様。エンジン周りをぐるっと確認したが水漏れはなさそう。結局、朝から初めて夕方までかかった。疲れた。次回はもう少し早くできるだろう。

*ポンプにつながっているパイプをはずすとき、気づかずにステーのねじをひとつはずさないで引っ張ったらステーが折れた。A 104 200 10 52 LINE HEATING WATER RETURN
次回交換すること。

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