2006年2月25日土曜日

滑ってます

久しぶりに、悪三さんのところにT150Vで行ってみた。甲州街道はそれほどでもなかったが、環八が激混みで参った。渋滞に巻き込まれると、T150Vはとたんに「ぶすぶす」いいはじめるので、仕方なくすり抜けした。世田谷通りをまたぐ陸橋の近くでほかのバイクがすりぬけをしなくなって、あれっ、と思ったとたんに、青い服着て白いバイクに乗るおじさん発見!危うく見過ごして左から抜くところだった。仕方ないのでしばらく後ろについていった。陸橋で赤ランプつけたので「何だ?」と思ったら、右車線のダンプに声をかけていた。よくみるとあふれんばかりの砂利を積んでいた。過積載ですね。切符贈呈式のため白いバイクが左に寄ったのを見計らって、熱くなったエンジンを冷やすためにフル加速!。。?あれっ?クラッチが滑ってるよ。前から気になってたけど、とうとう4000回転ぐらいから滑るようになってしまった。3気筒のおいしいところは、これより上の回転数なのに。。。3000回転ぐらいで、つないでいくとめっちゃ遅い。5速で80km/hくらいしか出ないよ。でもこのくらいのほうが免許にやさしいかもね。ほどなくして、奥沢に到着。

悪三さんや店に来ていたお客さんたちと話をしてると、アクティーでJohさん到着。ACTSチャンピオンマシーンのトラカブを整備しに来た模様。ピストン交換のためエンジンをばらし始めた。Johさん相変わらずの手際のよさで、あっという間にシリンダーとピストンをはずす。お見事。その後、みんなで飯を食いに行った。店に戻りしばらくみんなの作業の様子をみてたら、3時過ぎになってしまった。渋滞がいやなので、ちょっと早いけど奥沢をあとにして帰宅の途につく。

帰りもクラッチはすべりまくりで非常に不愉快だった。原付のお姉さんと激しいデットヒートを繰り広げつつ帰宅。でかいのに遅いバイクと思われたんだろうなあ。悔しいので家に帰ってふて寝。

7時ごろに目覚め、納得がいかないのでちょっとクラッチ調整でもしようと、インスペクションカバーをはずしてみた。クラッチアームの遊びを手で確認したら、遊びがまったくなかった。これじゃクラッチもすべるよね、と納得。すべるのもいやだが、停車時のクラッチの引きずりがいやでレバーでの遊びをぎりぎりまでなくしていたことを思い出した。そのときはそれでよかったけど、時間がたってクラッチ板がすり減った結果、だんだんクラッチがすべる回転数が下がっていったのね。遊びを少し増やして、試乗してみたら6000回転まで、クラッチがグリップするようになった。それ以上まわすとやっぱりすべる。すべるのをほったらかしてたから、熱でばねがへたったのかもしれないな。しばらくこの状態で乗って、また低回転ですべるようになったら、新品部品で組みなおすことにしよう。実はクラッチAssyのNOS品を入手済みだったりするし。もったいないけど、道具だから使ってこそ始めて価値があるってもんだ。

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