320CEの車検が終了した。修理したほうが良いポイントを幾つか指摘された。
・車高が7cmと低い(納車時は9cmあったが、バネ、シムヘタってきた)
・タペットカバーパッキン、コの字シールからのオイル漏れ(アンダーカバーがオイルまみれ)
・ベルトテンショナー取り付けネジ山がやばい
車高はどうにか細工して車検を通してもらった。バネを変えればすむことだが、自分でやるには重労働だし、やってもらうと費用がだいぶかかるし、しばらく保留ということにした。オイル漏れは定番の箇所で、いろいろ調べてみると自分でできそうなので、来月にでもやってみることにする。ねじ山はタイミングを見てヘリサート入れることにしよう。
オイル漏れ修理に必要な部品
・タペットカバーパッキン 104-010-2130-0
・コの字シール 104-015-0220
・フロントカバーシールリング 017-997-2148-0
・フロントカバーシールリング 017-997-2348
http://www.mercedesbenz-net.com/goods_image/A1164_I2.jpg
2013年5月26日日曜日
2013年5月25日土曜日
キャブレターセッティング その5
ニュージーランドの部品屋から、キャブのパーツがいくつか届いた。
ダメだったセッティング(前に進まない)
MJ 220
Needle STD (新品)
Needle positon 2
Needle Jet 106 (新品)
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 3/4回転
現在のセッティング(開け始め~1/4やや薄い)
MJ 220
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 3/4回転
・ニードルジェット(106)
・ニードル(STD 2 groove)
・メインジェット(210、220)(230は欠品)
・スロットルスライド(cutaway 3) (注) ひとつはmkII用が間違って入っていた(笑)ので使えない
早速、NJ106、新needle、MJ220でテストしてみたらエンジンかかりにくい。ちょっと開けてキックすると、キャブから吹き返しがある。どうにかエンジンは掛かったが、前に進もうとするとキャブがパンパンなるとともにエンストしてしまう。明らかに薄いようなので、NJ107とニードルをもともと使ってた組み合わせに戻し、MJだけ200 -> 220に変更した。
今度はエンジンもすんなりとかかるし、普通に走りだす事ができた。これまでと違うのがMJだけだから当然ではある。それにしてもNJを1番落としただけで、前に進めなくなるほど燃調が変わるとも思えないので、もともと使っていたNJとニードルは摩耗して濃い方に触れているんだろう。いっぺんにあれこれ換えてはダメと言う教訓になった。
今度はエンジンもすんなりとかかるし、普通に走りだす事ができた。これまでと違うのがMJだけだから当然ではある。それにしてもNJを1番落としただけで、前に進めなくなるほど燃調が変わるとも思えないので、もともと使っていたNJとニードルは摩耗して濃い方に触れているんだろう。いっぺんにあれこれ換えてはダメと言う教訓になった。
エンジンが温まるまでは、開け始めに吹き返しがまだあるが、PSを少し絞ればまあ気になるほどではない。cutaway3のスロットルスライドにしたら、多分良くなるような気がするが、間違った部品が送られてきたのがなんとも残念。エンジンが温まると、開度1/2ぐらいまではレスポンスもだいぶ良くなった。
2速、3速で1/2~全開も試してみた。ガバっと開けると付いてこないこともあるが、普通に開ければ開けただけエンジンが力強く回転数を上げるようになった。残念ながら全開をキープした状態をテストすることはできないので、MJ220が最適なのかどうかは分からないが、一般道でたまに全開にするような乗り方ならこれで問題ないことにしよう。
黒煙を吹かなくなるまで濃い方から薄くしていくというやりかたがでMJを決めたいので、高速道路で全開走行するところ後ろから見てくれるひと募集中、割りと真剣に。
ダメだったセッティング(前に進まない)
MJ 220
Needle STD (新品)
Needle positon 2
Needle Jet 106 (新品)
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 3/4回転
現在のセッティング(開け始め~1/4やや薄い)
MJ 220
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 3/4回転
2013年5月19日日曜日
キャブレターセッティング その4
まず昨日のセッティングで軽く走りに行った。アイドリングが若干薄いようなのでPSを少し戻して7/8回転ぐらいにした。1000回転で安定してアイドリングする。PJ20、PS7/8でアイドリングは決定した。
スロットル開度1/4固定とか1/2固定とかで様子をみると、開け始めに吹き返しが出ることがあるけど、まあ力はそこそこ出ている。Cutaway3-1/2では若干薄いと判断した。Cutaway3ぐらいが良さそう。在庫がひとつしかなかったので手配する。
2速で開度1/2から全開もテストしてみた。やっぱり開け始めてしばらくは吹き返しがあるのと、回転がなんとなく上がるだけで力が出ていない感触だった。やっぱりMJ190では小さいようだ。
で、帰宅してプラグを見ると、左も右もまあそれなりに電極は焼け始めているし、碍子のすすも少なくなった。上記のような状況で再調整するのだが、キャブセッティングのセオリー通りまずMJを決めなければならないと考え、ちょっと濃い目に振って様子を見ることにした。
早速キャブを分解してMJ200を装着して組み直した。ステイアップフロートについていたガスケットは材質が昔の物に比べて良くなったようで、一度使用したぐらいでは歪んだり、千切れそうになったリ指定なかったので、そのまま再利用した。
バイクに取り付け後、再度テスト走行へ行った。3速で全開テストをしたところ、吹き返しもほぼ収まり、さっきよりは回転の上がり方に比例して力も出ているように感じた。まだ少し薄いかもしれないが、だいぶ良くなった。
3速6500回転で走り続けるわけには行かないので、その後は普通のスロットルワークでぐるぐる走り回った。交通の流れに合わせて走る街乗りには、なんの不安もないセッティングになった。帰ってプラグを見ると焼け具合はあまり変わらず。でも昨日までよりは明らかに焼けるようになった。
濃い目にセッティングを変えているのに、プラグが焼けるようになったのは以下のように考察できる。セッティング前は、開度低いところは濃い目、中位から開度大きいところは薄目だった。1/2以上開けるような状況はあまり無いので、ほとんど1/2までの開度で操作していたのだろう。たまに開けても、吹き返しがあったり挙動が不安定になるので無意識に開度を1/2以下に戻してごまかしていた。その結果、プラグが煤けていた。一方、セッティング後は、1/2以上開けても挙動が安定しているので、これまでとは逆に積極的に開けて走れるようになった。加えてアイドリングは前より薄めなので、プラグの焼けがよくなったということ。
現在のセッティング
MJ 200
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 7/8回転
現在のセッティング
MJ 200
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 7/8回転
2013年5月18日土曜日
キャブレターセッティング その3
AMALから発売された、mk1用改良版フロート、ステイアップフロートというのをつけてみた。油面を大雑把に測ったところ左が約4mmでちょっと高いが、右が約5mmでだいたい両側とも指定された値だった。付属のマニュアルによると油面は0.17"-0.25"(4.33mm-6.35mm)とある。また、フロートチャンバーには前期型(1966-1972)と後期型(1972-現在)があるらしい。違いはバルブシートの深さで、前期が0.588"、後期が0.579"(1986年5月以降は0.574")とのことである。
パイロットジェットは20と25を入手した。どっちにするか迷ったが、モノブロックからコンセントリックに移行した時期のT120での指定値を参考に20を選択した。その他のセッティングは前回のまま。
走り回ってチェックしたところ、アイドリングが非常に安定した。見栄をはって大きめをつけていたが、やっぱりPJ30では排気量650ccのツインエンジンには大きすぎたようだ。アイドリングが安定したので非常に乗りやすくなった。開けはじめの息つきと、全閉でのパンパンは完治までは行かないが、エンストの不安は無いぐらいにまで治まった。左のプラグは碍子が少し焼け始めるくらい、右は電極は少し焼けているが碍子は真っ黒だった。PSの回転数を確認したところ、左が1回転、右が3/4ぐらいだった。左のほうが燃焼状態が良いので、右も1回転に合わせた。
スロットル開度1/2より上はまだ力がない感じがするので、メインジェットをもう少し大きくしたほうが良さそう。
現在のセッティング
MJ 190
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 1回転
家に帰ったら留守番させてた息子が泣き叫んでいて、近所のおばさんがあやしていてくれた。申し訳ないことをしてしまった。
パイロットジェットは20と25を入手した。どっちにするか迷ったが、モノブロックからコンセントリックに移行した時期のT120での指定値を参考に20を選択した。その他のセッティングは前回のまま。
走り回ってチェックしたところ、アイドリングが非常に安定した。見栄をはって大きめをつけていたが、やっぱりPJ30では排気量650ccのツインエンジンには大きすぎたようだ。アイドリングが安定したので非常に乗りやすくなった。開けはじめの息つきと、全閉でのパンパンは完治までは行かないが、エンストの不安は無いぐらいにまで治まった。左のプラグは碍子が少し焼け始めるくらい、右は電極は少し焼けているが碍子は真っ黒だった。PSの回転数を確認したところ、左が1回転、右が3/4ぐらいだった。左のほうが燃焼状態が良いので、右も1回転に合わせた。
スロットル開度1/2より上はまだ力がない感じがするので、メインジェットをもう少し大きくしたほうが良さそう。
現在のセッティング
MJ 190
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 20
PS 1回転
家に帰ったら留守番させてた息子が泣き叫んでいて、近所のおばさんがあやしていてくれた。申し訳ないことをしてしまった。
2013年5月6日月曜日
オイル交換@19175mile
Tritonはいつ交換したか思い出せないぐらいエンジンオイルを交換していない。バイクに対するモチベーションが上がっている今こそチャンスと思い、オイル交換することにした。オイルはコースクラシックのストックを使用した。これすらいつ買ったのか思い出せない。まあいずれにしても4年は換えてないはずだ。さぞかしシャバシャバで真っ黒なオイルが出てくるだろうと期待して、オイルタンクの送り側のホースをジャンクションブロックからはずしてオイルを抜いた。
年寄りのションベンみたいにちょろちょろとしか抜けないので、おいるが落ちてこなくなるまで待つこと30分ほど。出てきたオイルを指でネチョネチョしてみたら、意外に粘度が落ちていない。色は真っ黒けでこちらは期待通り。乳化した白いのがでてきたらどうしようと思ってたのでホッとした。「オイルは経年劣化するから乗らなくてもシーズン毎に交換すべし」、などとよく言われているが売るための脅し文句みたいなもんですね。
オイルホースを再度車体に取り付け、抜けるときにあちこちにかかったオイルを拭いて準備完了。新しいオイルは3リットル入れた。イギリスのおじさんが手作りしたバイクに、オイルレベルゲージなどという気の利いたものは存在しないので、記憶を頼りにだいたいこんなもんだなというのを確認してオイル交換終了。試走に行く時間が無いので、来週にでもチェックしよう。
年寄りのションベンみたいにちょろちょろとしか抜けないので、おいるが落ちてこなくなるまで待つこと30分ほど。出てきたオイルを指でネチョネチョしてみたら、意外に粘度が落ちていない。色は真っ黒けでこちらは期待通り。乳化した白いのがでてきたらどうしようと思ってたのでホッとした。「オイルは経年劣化するから乗らなくてもシーズン毎に交換すべし」、などとよく言われているが売るための脅し文句みたいなもんですね。
オイルホースを再度車体に取り付け、抜けるときにあちこちにかかったオイルを拭いて準備完了。新しいオイルは3リットル入れた。イギリスのおじさんが手作りしたバイクに、オイルレベルゲージなどという気の利いたものは存在しないので、記憶を頼りにだいたいこんなもんだなというのを確認してオイル交換終了。試走に行く時間が無いので、来週にでもチェックしよう。
キャブレターセッティング その2
キャブセッティングのテストで小一時間走り回ってきた。アイドリング中の不意のエンストは減った(2回)。開けはじめのパンパンもだいぶましになった。これに関しては乗り方にも一因があったようで、少し勢い良く開けるとまだ症状が出る。
開度1/4から1/2は明らかに綺麗に回るようになった。と言っても体感での加速感からくる主観なので、Needle position 2(ちなみにNeedle Jetは107)で正解かどうかはわからない。しばらくこのセッティングで様子を見る。
数少ないチャンスで全開も数回試した。あっという間に制限速度を超えるうえに、ものすごい音が出る。道行く人の白い目も、気になる年齢になってきた。やっぱり高速道路か人里離れた田舎道にでも行かないと、まともにMJが効いているところで走らせるのは無理だ。で、MJ190の判断としてはあまり気持ちよく回らないけど、MJ180よりは力が出ているように感じた。こちらもしばらく様子を見る。
アイドリングは信号待ちで薄めの方にPSを開いて落ち着くところを探した。左右とも3/4戻しで、1000~1200rpmぐらいでアイドリングという結果になった。PJ30では大きいか。
まとめ
MJ 190
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 30
PS 3/4
プラグは電極部もまだ黒いけど、前よりまし。おそらく通常走行時の大半はせいぜい開けても1/3程度なので、そこまでは若干濃い目ということだろう。変更前、「アイドリングかなり濃い」「それ以外薄い」だったのが、上記セッティングでは「アイドリング少し濃い」「それ以外理論空燃比に近づいた」ということだろう。
開度1/4から1/2は明らかに綺麗に回るようになった。と言っても体感での加速感からくる主観なので、Needle position 2(ちなみにNeedle Jetは107)で正解かどうかはわからない。しばらくこのセッティングで様子を見る。
数少ないチャンスで全開も数回試した。あっという間に制限速度を超えるうえに、ものすごい音が出る。道行く人の白い目も、気になる年齢になってきた。やっぱり高速道路か人里離れた田舎道にでも行かないと、まともにMJが効いているところで走らせるのは無理だ。で、MJ190の判断としてはあまり気持ちよく回らないけど、MJ180よりは力が出ているように感じた。こちらもしばらく様子を見る。
アイドリングは信号待ちで薄めの方にPSを開いて落ち着くところを探した。左右とも3/4戻しで、1000~1200rpmぐらいでアイドリングという結果になった。PJ30では大きいか。
まとめ
MJ 190
Needle STD
Needle positon 2
Needle Jet 107
Cutaway 3-1/2
PJ 30
PS 3/4
プラグは電極部もまだ黒いけど、前よりまし。おそらく通常走行時の大半はせいぜい開けても1/3程度なので、そこまでは若干濃い目ということだろう。変更前、「アイドリングかなり濃い」「それ以外薄い」だったのが、上記セッティングでは「アイドリング少し濃い」「それ以外理論空燃比に近づいた」ということだろう。
2013年5月5日日曜日
キャブレターセッティング
先週から少しバイクに乗る気になってきたので、昨日もTRITONに乗って一周りした。スロットルの開け始めに一瞬エンジンの回転数が落ちるので、時々エンストする。スロットルケーブルの遊びがなくなって、スロットルバルブの姿勢が少し変わる瞬間に何かが起こっているようだ。マフラーからパンと音がするし、一瞬薄くなるのだと思う。エアスクリューを絞って濃い目にすると少しマシになるので、多分薄いはずだ。開け始めからバルブ開度半分までも素直にエンジンが回るが、いまいち力が無い感じがする。この範囲も薄いのだろうと思う。
バルブ開度半分から上も、少し乱暴に開けるとマフラーからパンと音がする。全開にすると古いバイクとはいえとんでもないスピードになるのでなかなか試せないが、坂道で3速全開にしてみたらやっぱり、パンパンする。薄い。
プラグの焼けをみて全域ちょっと濃い目と、これまで15年近くずっと思っていたが、実はアイドリングだけ濃くてあとは全部薄いんじゃないかと思えてきた。というわけでキャブセッティングを変更して明日試す。
変更点
MJ 180 -> 190
needle position 1->2
バルブ開度半分から上も、少し乱暴に開けるとマフラーからパンと音がする。全開にすると古いバイクとはいえとんでもないスピードになるのでなかなか試せないが、坂道で3速全開にしてみたらやっぱり、パンパンする。薄い。
プラグの焼けをみて全域ちょっと濃い目と、これまで15年近くずっと思っていたが、実はアイドリングだけ濃くてあとは全部薄いんじゃないかと思えてきた。というわけでキャブセッティングを変更して明日試す。
変更点
MJ 180 -> 190
needle position 1->2
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